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STAFF VOICE

2018.06.26

たかがベーコン

6歳の長女と9ヶ月の長男がいます。

子を持つと生活が変わると言われますが、
我が家も大きく変わった習慣があります。
食の安全性です。
産地や添加物などを多少ですが気にするようになりました。

主に食材を買って帰るのは僕の役目なので、成分表の添加物、産地、栄養面、そして値段…。
それらすべてを気にして一通り買い物をしようとすると、
仕事帰りの老体にはかなり堪えます。
一方で、自分だけが食べるものには全く気を使いません。
特にカリカリに焼いたベーコンが好きなのですが、実はこれ、非常に体に悪いようなんです。

・燻製もの→発がん性
・カリカリお焦げ→発がん性

そして、ベーコンやハムなどに含まれる添加物、
「亜硝酸ナトリウム(発色剤)」→発がん性
これは、肉の色味のくすみを防ぎ、ボツリヌス菌の増殖を抑えてくれるのですが、
青酸カリに匹敵するくらいの毒性があるそうです。
ウィキペディアによると、「亜硝酸ナトリウム」(2gで1人の致死量)
「青酸カリ」(1gで5人の致死量)
「ボツリヌス菌」(1gで100万人の致死量)

たかがベーコンの成分を調べるだけで、色々と怖い情報が入ってきます。
最近、長女もベーコンが好物になってしまい、少し心配ではあります。
かといって、過剰な制限を強いるのは精神衛生上良くないと思いますので、
簡単に子どもたち用のルールを自分の中で決めました。

ベーコン
・食事→できるだけ栄養、産地、添加物を考える
・スナック、駄菓子、デザート類→何も気にせず食べたいものを自由に
・ベーコン、ハム、ソーセージ、マクドナルド→適量であれば自由に

各家庭でそれぞれのルールは少なからずあると思います。
そのほとんどは親から子への愛情がゆえ、なのではないでしょうか。
体に悪いものは摂らないでほしい、でも食べたいものを食べて食を楽しんでほしい。
我が子の幸せな人生を願うと、たかがベーコン1枚で悩まされてしまうようです。

Art Director / T.S