蒸し暑いです・・・

関東はまもなく梅雨明け。夏本番！

汗かきな私にとって『手ぬぐい』は必需品です。

約一尺×三尺の木綿地に描かれた図柄は、見てるだけでも楽しいもの。

豆絞や麻の葉、市松などの伝統柄をはじめ、

『フクロウ（不苦労）』『タヌキ（他を抜く）』といった縁起柄。

一枚絵・季節もの・ご当地ものなど

古典的なものからモダンなものまでワクワクするほど多彩です。

手ぬぐいの良いところは、デザインだけでなく実用的であること。

肌触りや吸収性も良く、

“切れっぱなし”の手ぬぐいは速乾性に優れ、雑菌がたまりにくく衛生的。

汗を拭うのに快適です！！

祖母がよく言っていました。

「かさばらないから避難袋に手ぬぐいを2、3本入れておきなさい。

防寒具にもなるし、いざとなったら赤ちゃんのオムツにしたり、

裂いて包帯にもなるから。」

防災グッズとして手ぬぐいを忍ばせておけばなんだか心強いものですよ！

また、暑さをしのぐ［冷却グッズ］にも手ぬぐいは最適。

私は実家にあった［THE 町内会手ぬぐい］を

トリミングして縫い合わせ、保冷剤カバーとして使用。

外出時には［保冷剤］を入れ、首や額にあてて涼をとります。

「あぁ、ひゃっこい！」

洒落た柄で拭く・巻く・被る・包む、便利な日用品。

みなさんも夏のレジャーやお祭りのお伴に手ぬぐいはいかがでしょう？

日除けにほっかむり、鯔背（いなせ）にねじり鉢巻き、スイカ割りの目隠し。

切れた下駄の鼻緒を手ぬぐいですげ直したら・・・粋ですね。